競馬でよく見る◎とか△とかの予想印ってなに?意味や付け方について詳しく解説!
競馬予想などでよく見かける◎とか△ってどういう意味なの?
競馬予想で見かける◎や△と言った記号には重要な予想にヒントが隠されているため、意味を知っておきましょう。
今回の記事では、競馬予想でよく見る記号についての解説や見方などを紹介していきたいと思います。
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競馬予想で見かける記号ってなに?
競馬予想を調べている時に必ずと言っていいほど「◎」や「△」と言った記号が出てきます。
これは「予想印」と呼ばれているもので、レースに出場する馬がどのくらいのレースで勝てるのかがひと目見てわかるようになる印となっています。
この予想印を使うことで簡単に競馬予想をすることができ、競馬を始めたばかりの初心者の方でも気軽に的中しそう馬券を購入することが出来ます。
予想印は日本独自の文化で1924年に関西の競馬予想に対して発行された競馬新聞で採用されたものなので、海外の競馬では使われていません。
予想印って誰がつけてるの?
競馬新聞や競馬サイトなどで書かれている予想印は一体誰がつけているのでしょうか?
各競馬新聞では美浦・栗東トレセンを取材しているトラックマンと呼ばれる記者が調教での様子や厩舎関係者からのコメントなどをデータにまとめたものを予想印をつけています。
また、競馬雑誌ではトラックマンの他に競馬評論家や予想家の方々がデータを見て予想印を付けていることあり、トラックマンとはまた別の視点での印のつけ方になっていることがあるので、最初はどのような判断基準で予想印を付けているのかをチェックする必要があります。
予想印の意味
予想印にはそれぞれ意味があるため、ここでは紹介していきたいと思います。
予想印 | 意味 |
◎ | 勝つ可能性が最も高い馬。本命 |
〇 | 本命に対抗できる馬。2番手。 |
▲ | 展開次第では、◎や〇にも対抗できるかもしれない馬。 |
△ | 2着以下なら入ってくる可能性がある馬。 |
☆ | 勝つか馬券外になるかの極端な2択を持った馬 |
◎や〇はわかりやすいですが、▲と△では全く意味が異なってくるので、予想の参考にする際には気を付けておきましょう。
基本的にはこれらの予想印が使われていますが、媒体によっては基本的な予想印以外の印を利用していることがあるため、ここではその印についても紹介していきたいと思います。
◉ (マルドン)
一部の競馬新聞では「◉」という印が予想で使用されていることがあります。
この印は◎の中でも特に自信のある馬にだけつけられる印となっており、◎よりもいい評価の馬であるというのがわかります。
また、この印は1日に1頭だけに付けられるという予想印と設定している媒体もあるため、もし競馬新聞などを購入して◉を見つけた時には、この印はかなりの自信があって設定しているものということになるので、馬券を購入する際には買い目に入れておくと的中率が上がると思います。
× (バツ)
こちらの×は、関東と関西で意味が変わってくる予想印となっているため注意が必要です。
関東では▲と同じ意味合いで使われているため3番手評価ですが、関西では△と同じ意味合いで使われているためこのバツが付いている馬は4番手評価となります。
一見するとそこまで大差ないように感じてしまうかもしれませんが、馬券を購入する際には影響がある部分になると思いますので、覚えておいて損はないと思われます。
注 (ちゅう)
注は、注目しておくべき馬という評価をもつ馬に付けられる印となっています。
評価としては☆と同じと考えてもいいですが、星よりは自信のある馬につけられているような印象があるので穴馬で高配当を狙う人は参考にしてみるといいかもしれません。
よく競馬初心者の方はこの印のついた馬を注意しろという意味でとらえてしまって、買い目から外してしまうことがありますので、あまり使われない印とはいえ覚えておきましょう。
予想印を参考にした馬券の買い方
予想印を参考にする場合、どのように馬券を購入するといいのでしょうか?
本命である◎の馬を軸にして馬券を購入する
馬券を購入するという点において一番大事なのは、本命を決めることです。
競馬初心者が本命馬を決めても的外れな結果になりがちですが、予想印の◎は競馬に詳しい方々がつけているので信憑性が高いものとなっています。
競馬新聞や競馬サイトでは多数の方々が考えた予想印が一気に見れるため、◎が沢山ついている馬を見つけることが出来、かなり信用できる馬を軸として馬券を購入することが出来ます。
◎の馬を軸に設定して馬券を購入するメリットは、購入点数が抑えられるため回収率に期待ができるという点です。
馬券の購入費用も抑えられるため、お金をそこまで使いたくない方や競馬始めたての方におすすめの買い方と言えます。
予想印のついた馬をボックスで購入
次に紹介するのは予想印のついた馬を全て購入するボックス買いです。
ボックス買いは選んだ馬で出来る組み合わせを全て購入するというものなので、どう絞り込んで馬券を購入すればいいのかわからないという人におすすめの購入方法となっています。
◎,〇,▲,△,☆or注の5頭を3連複や馬連のボックスで購入するとちょうと10点になるというところも初心者にはおすすめです。
また、ボックス買いは全ての組み合わせを購入するため、▲-△-☆という組み合わせなど考えもしなかった組み合わせも購入することになり、思ってもみなかった高配当が狙えるという利点もあります。
予想印のついた馬でフォーメンションを組んで購入する
最後に紹介するのは予想印を利用してフォーメーションで馬券を購入する方法です。
フォーメーションはボックス買いと比べると点数を抑えることができるため、ボックスで購入すると点数が多くなりすぎてしまう馬単や3連単などで利用される購入方法です。
デメリットとしてはボックス買いと比べると買い目が少ないため、買い漏らしが発生してしまうというのがあります。
買い漏らしが発生しないようにするためにも、フォーメーションの組み合わせ方はしっかりと考えて馬券の購入を行うようにしましょう。
おすすめの3連単フォーメーションの購入方法は「◎〇-◎〇▲△☆-◎〇▲△☆+気になる馬3頭」です。
点数は48点とかなり多くなってしまいますが、◎〇のどちらかが馬群に埋もれて沈んでしまっても予想印のついている馬が上位に入っていれば的中する上、印を付けるか迷っている馬を3頭までなら選べます。
点数が多いため回収率が低くなってしまうので、レース展開を予想して点数を減らしてみるのもいいかもしれません。
予想印の付け方
自分でも予想印をつけたいと思っている方もこの記事を読んでいる人の中にはいるかもしれません。
そんな方のために予想印の付け方について紹介していきたいと思います。
◎
本命馬は前走や調教などの様子をみて一番実力がありそうな馬=1着になりそうな馬を選びます。
大体1~3番人気の馬の中から1頭を選ぶことになりますが、もし本命になりそうな馬が複数いた場合は騎手などのデータもチェックして必ず1頭に絞り込みます。
また、馬連や3連複で馬券を購入するつもりで予想印を付ける場合は、1着になる馬を選ぶのではなく連対する可能性が一番高い馬を選ぶのが大事です。
〇
対抗馬は、本命馬の次くらいに勝てる見込みがある馬を選びます。
馬券で軸にすることが多いため、本命じゃないからといって気を抜かずにしっかりと実力のある馬を選ぶことが大事です。
対抗馬も本命馬と同様で1~3番人気の馬の中から1頭を選ぶことになります。
▲
3番手評価の馬を選ぶことになりますが、この印には単穴という意味も含まれているので「人気が無いけど1着になることもありうる」という馬を選ぶのも問題ありません。
この印がつけるときは、1~3番人気以外の馬から選んでみると少し高めの配当が狙える可能性があります。
もしそのような馬が見つからなかった場合、▲をつけないという選択をする人もいます。
△
この印が付いた馬は連下と呼ばれるもので、条件さえ合えば2~3着になれる可能性が高い馬に付けられる印です。
この印は上で説明した印とは違い、複数の馬につけることができる印となっています。
もちろん複数付けられるからといって多数の馬に付けると馬券を購入する際に点数が増えすぎて回収率が下がってしまうので出来るだけ数は絞って△をつけるようにしましょう。
☆
この印は必ずつけなくてはいけないというものではないため、わざわざ打つ必要のない印となっています。
あえて打とうと思っている方は、1頭だけあまり人気のない馬に打ってみるといいかもしれません。
まとめ
今回は競馬予想でよく見る予想印についての紹介をしてきました。
競馬新聞や競馬雑誌にはほとんどその記号がどういう意味なのかという説明がされていないため、初めて見る方には意味の分からない記号がたくさん並んでいて読みづらいと思ってしまう原因の一つかもしれません。
しかし、記号の意味を知ると競馬予想が難しい初心者や予想するには時間が全くない方に対して強い味方だと言えます。
更に予想印を付けているのはトラックマンや競馬評論家などのかなり競馬に詳しいとされている人達が付けていて、どの新聞や雑誌でも複数人分の予想印が付けられているので、印の数が多い馬を選ぶと的中率を上げられるようになります。
自分なりの予想印をつけて他の予想印と見比べてみるというのも違いが見れて楽しいかもしれませんね。